お知らせ
NEWS「フィレオッタラバーガー」「フィッシュドポテト」「タラと野菜の具だくさんスープ」50食分を、こども食堂で無償提供しました!
ロウソクホッケに続く第2弾として、なかなか活用されない津軽海峡産の通称「Bタラ」をテーマに、子どもたちが「おいしい!」と食べてくれる揚げ物メニューの開発に挑戦。このたび、大間町の地域づくり活動団体・ツナグと協同して開催したこども食堂で、完成した新メニュー3種をお披露目し、参加してくれた約50名の親子に無償提供しました。

新メニューの主役は津軽海峡産「Bタラ」!レンタルキッチンで試作を重ねました。
下北半島の冬の旬魚「マダラ」。年が明けてシケが続くうちに網の中で腹から卵が出てしまい、B級品扱いされる通称「Bタラ」に注目。函館で人気のカフェやデリカを展開している「cafe marusen」の店主を招きアドバイスを受けながら、子どもが食べたい!とワクワクするようなメニューを考案し、レンタルキッチンで試作を重ねました。子どもたちがついつい食べたくなるような、見た目も可愛い“魚のファーストフード”メニューの誕生です!

●塩タラとジャガイモを使ったポルトガルの国民食「バカリャウ」を参考に、塩漬けしたBタラを茹でてほぐし身にし、マッシュした大間産の「オコッペいもっこ」と混ぜ、配分をテストしながら黄金比率のタネを完成させました。それを魚型に成形し揚げ焼きしたのが、ハッシュドポテトならぬ「フィッシュドポテト」です。

●子どもに人気のバーガーにもチャレンジ。ミンチしたBタラを魚型にして衣で揚げたパテを、”茎わかめの柴漬け”入りタルタルソースでトッピングした、名づけて「フィレオッタラバーガー」。バンズにも、大間産のアラメ昆布を混ぜてある津軽海峡の恵みいっぱいのバーガーです。

●バーガー用の魚型パテを作る際にどうしても余ってしまう”端っこ”も、スープに入れて活用し「Bタラと野菜の具だくさんスープ(ミネストローネ)」として仕上げました。
子育て世代が集うこども食堂で「フィレオッタラバーガー」など新メニューをお披露目!
2月18日(日)、大間町総合開発センターにて大間町の地域づくり団体ツナグと協同で、こども食堂を実施。40名以上の親子が集い、大集会室に設置された遊具で遊んでいる間に「フィレオッタラバーガー」「Bタラと野菜の具だくさんスープ(ミネストローネ)」「フィッシュドポテト」の3品を準備しました。幼児向けにパペットを使いながら、海の学びをレクチャーした後、海の恵みに感謝のいただきます!1歳の幼児から40代の親御さんまで、美味しく食べてくれました!特にフィッシュドポテトはおかわり分も直ぐになくなるほどの人気で、まるで人気ファーストフード店の味!とお墨付きまでいただきました。


参加者の声
・フィッシュドポテトが、ファーストフード店と同じくらいおいしかった。また食べたい!(10代)
・バーガーのピンクが印象的。バンズの昆布がおいしくて、ソースに合っていました。フィッシュドポテトはカリっとした食感と、癖のない味がよかったです。スープは野菜も採れて良いですね。(30代)
・Bタラの存在を知らなかったので勉強になった。魚がさばけないし高いので食卓には週1がやっとです。子どもが魚好きなのでもっと手に入りやすくなったらいいなと思いました。(40代)
・ますます魚や海に興味を持ちました。(10代)