お知らせ
NEWSワイたちが海の未来を守る!出動!海洋ごみ調査隊<大間小学校5年生>
「日本財団 海と日本プロジェクト」の一環として取り組んできた「海の食育」事業。今年度からは自治体予算で、しぶとく継続していきます。皮切りは大間小学校!全校アクションとして海の学びと食体験をやった後、7月4日に5年生が「海洋ごみ調査隊」として大間崎に出動したーっ!ごみ拾い活動家の三津谷あゆみ先生とともに、ごみを拾いながら分類調査してグループごとに発表。「ごみを拾う」「ごみを出さない」そして「大間の海を守りたい」と心に誓い、アゲ魚っ子バーガーランチを味わいました。
海洋ごみの8割は、街から出ている
昨年に引き続き、青森市のごみ拾い活動家・三津谷あゆみさんが講師としてやってきてくれました。事前学習では、海洋ごみの8割は街中から流れ着いていることや、フリースやスポンジに含まれる細かなプラスチックが、家庭での洗濯や皿洗いで海へ漏れ出ていることなど、3択クイズで分かりやすく教えてもらいました。班に分かれてエリアを決め、いよいよバスで大間崎へ。トンガー(トングで拾う)、フクラー(燃える燃えないを分別して袋へ入れる)、キロッカー(どんなごみかを記録する)に分かれて、いよいよ調査開始!30分間のごみ拾いで、どの班もごみ袋が破けるほどパンパンになりました。
「大間の海を守りたい」と、心に誓います
この日は風が強かったので、大間崎から学校に戻って調査発表。最大33個のスチール缶が集まった班や、たばこの吸い殻、ペットボトル、切れたロープなどの漁具が多く集まった班もありました。「ごみ拾いが楽しかった。まだ拾いたかった」と話す子もいました。お昼ご飯には、目の前の津軽海峡で獲れたロウソクホッケを使った「アゲ魚っ子」バーガーを食べて海の幸のおいしさを噛みしめ、「ふるさとの海を守りたい」という気持ちを強め、活動は終了。担任の岡村亜紀先生は「実際にごみを調査したからこそ、発表にも熱が入っていました。今回感じたことは、この後の活動に繋がっていくと思います」とコメントをくれました。