お知らせ
NEWS海中ドローンで覗いてみよう!わいだぢの海の取組み<佐井中学校>
下北半島の子どもはみんな、海の子になれーい!という思いを込めて展開している「海の食育」アクション。10月25日、佐井中学校にて「海中ドローンで覗いてみよう!わいだぢの海の取組み」を実施しました。ふるさとの海が抱える問題の解決に、果敢な挑戦をしている佐井村。その取組みの現場を全校生徒で視察しました。ウニの畜養に成功している藻場はどうなっている?海中ドローンを使って覗いてみました!

海洋ごみがたまってしまう海岸を視察
まずは佐井村の海の特徴や、磯焼け、海洋ごみなどの海の問題について振り返りました。今年は学びをさらに深めるため、取組みの現場を視察です。最初の現場は、漂流ごみが溜まってしまう矢越(やごし)の海岸。プラスチックごみが圧倒的に多い。佐井村ではこの漂着プラスチックごみを樹脂燃料として再生して、エネルギーを作る取組みに乗り出しています。


海中ドローンで藻場を覗いてみた
次の視察場所は、ウニの畜養場所として矢越地区の漁師さんたちが管理している藻場・桜島の導船溝。ここでいよいよ海中ドローンが登場です!操作役として選ばれたのは、地元に住んでいる生徒。接続したスマホの画面を見ながら、ぐんぐんドローンを動かします。wifiでつながったタブレットの画面にも海中がクリアーに映し出されました。みんなで藻場を観察し、漁師さんたちが投石などをしてウニの生育環境を整えていることも知りました。



環境王に、わいどはなる!
学校に戻ってから、学年ごとに行動宣言。ふるさとの海のために自分たちができそうなことを考えて、発表し合いました。この後の昼食は、シチューにもれなくアゲ魚っ子ボール付き。地元の海で捕れたロウソクホッケを活かして作ったおなじみの「アゲッコ」です。そのおいしさを噛みしめながら、ふるさとの豊かな海を守る「環境王になる!」と誓いを立てました。この日の体験、3年生曰く「修学旅行の次におもしろかった!」らしいです。

