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大間町産業祭で、アゲ魚っ子を食べて歌って味わう一日!「アゲ魚っ子サンド作り&海の子ライブステージ」を開催!
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2023年12月2日、町民イベント「大間町産業祭」会場にて「子どもが食べたいアゲ魚っ子サンド作り&海の子ライブステージ」を開催しました!白身魚のフライ「アゲ魚っ子」を好きな具材やソースでトッピング、自分好みのサンドイッチ「アゲ魚っ子サンド」を作って味わうワークショップです。また、ライブステージでは、ゲストに”おさかな専門シンガーソングライター”齊藤いゆさんをお招きし、海の子である子どもたちと一緒に「大間アゲ魚っ子のうた」を歌って踊るライブショーと「海のウルトラクイズ大会」で会場を盛り上げました。
目の前の海で獲れる魚を使った具材で、オリジナル魚っ子サンドづくり!
ロウソクホッケのミンチ揚げを、アラメ昆布入りバンズで挟んだ大人気の「ホッケドッグ」。このようなアゲ魚っ子を使ったサンドを、子どもたちが自分好みに作って味わうワークショップを開きました。
子どもたちは、津軽海峡で獲れているのにあまり食べられていない白身魚について、スタッフから海の問題と絡めて説明を聞いてから、いよいよサンドづくりに挑戦です。メインの具材は、脂がないため活用されづらいロウソクホッケを使った「アゲ魚っ子ボール」のほか、マダラの中でも値段のつかない通称・Bタラのフライ。いずれも、アゲ魚っ子キャンペーン協賛店の店舗で提供しているものです。その他、ロウソクホッケと地元産ジャガイモを使ったコロッケや、むつ湾産のベビーホタテの唐揚げ、ちくわの磯部揚げ、かにかま、魚肉ソーセージ、レタスやコーンなどの野菜、鯖チップスなどのお菓子など、魚をメインに15種類ほどのトッピングを用意。さらにソースも定番のマヨネーズから、味噌、ケチャップ、バター、チーズ、タルタル、チョコソースも準備して、子どもたちの自由な発想で混ぜてもらいました。
最後に、自分で作ったサンドのタイトルを決め、サンドを手にして写真を撮ってワークショップは終了。ふだんあまり魚を食べないという子も、山盛りにアゲ魚っ子フライをはさむ姿に、「子どもは魚が嫌いなのではなく魚を知らない」だけなのだと感じました。
おさかな専門シンガーソングライター・齊藤いゆさんとコラボで、「アゲ魚っ子のうた」をステージ発表!
2022年夏、海の体験ツアー「津軽海峡 海の子アカデミー」の歌づくりプログラムの中で誕生した曲「大間アゲ魚っ子のうた」。2回目となった今年の夏には函館の海の子も加わり、2023年バージョンの歌詞が登場しました。海の子たちとのこの歌づくりに関わってくれた函館在住のおさかな専門シンガーソングライター・齊藤いゆさんが、今回のライブステージのゲストです。いゆさんがお魚愛あふれる歌とMCで会場を温めたのち、いよいよ海の子たちとのスペシャルライブの始まり。
いゆさんのギターに合わせて「マグロじゃないよ 白身だよ 明日も海さいぐー!」と、振り付きで楽しく「アゲ魚っ子のうた」を熱唱!応援に来てくれた小中学生や観客の皆さんも、手拍子したり、「アゲアゲ!」と合いの手を入れてくれたりと盛り上がり、会場も一体となった手ごたえを感じる瞬間でした。
その後は、「海のウルトラクイズ」で大間の海や魚にまつわる〇✕クイズを行い、優勝した子どもにはホッケドッグとアゲごんべバッチをプレゼント。子どもたちがムーブメントの主役となって、豊かな海を守る心を広げてきた「大間アゲ魚っ子」キャンペーン。海の子たち自らがステージ発表することで、町の多くのみなさんにも取組みを知ってもらうことができて、「海の未来をアゲアゲにしよう!」という心がさらに広がっていったに違いありません。
参加した子どもたち・保護者の方からの感想
・アゲ魚っ子がおいしいし、もっと海を守っていこうと思いました。
・ギターに合わせて歌を歌うのが楽しかったです。
・バーガーづくりが楽しかった。もっとやりたい。
・子どもが楽しそうに作っている姿に、家でももっと魚を食べさせてあげたいなと感じました。(保護者の方)
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津軽海峡産のロウソクホッケをさばいてホッケカツに!「さばいて知ろう!わいだぢの海」を開催!
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11月28日、大間町内の奥戸(おこっぺ)小学校5・6年生を対象に、「海の未来をアゲアゲに―さばいて知ろう!わいだぢ(私たち)の海」を開催いたしました。地元産の白身魚”ロウソクホッケ”を自らさばき、調理して食べるという体験を通して、ふるさとの海への興味関心を喚起し、豊かな海を守るために自らアクションを起こそうという心を育てるための取組みです。
ロウソクホッケを3枚おろしに!自分でやってみたら、さばけた!
ロウソクホッケは20センチ前後と小ぶりで、脂がのる前の細いホッケ。事前学習で、群れで生息しているため、イカやタラを獲る網に大量にかかってしまうのに、地元ではなかなか活用されていないことを知った子どもたち。そのロウソクホッケを調理室で間近に見て触って、納得している様子でした。
まずは講師の荒谷潤治さんがお手本のさばき方を見せて、包丁の入れ方やコツを指導しました。その後、3つのグループに分かれて、奥戸漁協女性部の新井田若子さん、萬谷津奈子さんを加えたそれぞれの講師のマンツーマン指導で、鱗を落とし、頭と内臓を切り離し、三枚おろしにしていきます。
昨年も体験している6年生は、とても上達していてびっくり!最初は自信がなさそうだった5年生の児童も、全員がしっかりと魚をさばくことができました!ホッケのミンチとツルアラメが入った「魚っ子カレー」をかけて、いただきます!
一番難しい魚をさばく体験を終えた子どもたちは、達成感にあふれた様子。その後は楽しそうにホッケに衣を付け、鍋にカレーの材料を準備。皮や小骨ごとミンチにしたホッケの身と、地元産の海藻ツルアラメの粉末を具材として投入。料理家の栗原心平さんが大間町の子どものために考案してくれた、海の風味豊かなオリジナルレシピのカレーです。カツがカラッと揚がった頃に、カレーも完成。ホッケカツにたっぷりかけて、みんなでいただきました。
わいだぢ(私たち)の海に住む魚を、自分の手でさばいて調理して食べたことから、普段はあまり魚を食べない子も魚のおいしさに気づけたようです。この体験が「豊かな海を守ることで、未来をさらにアゲアゲにしよう!」と自らアクションを起こす契機となったに違いありません。参加した子どもたち、先生からの感想
・久しぶりにホッケカツカレーを一から全部作りました。自分たちでおいしく作れたので家でもおいしく作ってみたいです。
・ホッケをさばくのがとてもむずかしかったです。担当の人がわかりやすく教えてくれてとても上手にできました。家でも魚をさばきたいです。
・魚が年々獲れなくなってきていることを知り、魚を食べて(漁業関係者を)応援したいと思いました。・マンツーマンのていねいなご指導により、貴重な体験ができましたことに感謝しています。今回の活動を通し、目の前の海を大切にし、魚をさばける子に育って欲しいと感じました。(先生より)
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下北半島全5市町村の小中学校に約1,000食分のアゲ魚っ子ボールを無償提供&海の出前授業【下北半島 海の食育ウィーク 】を開催しました!
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食を通じて海への興味関心を喚起し、「豊かな海を守ろう」とする心を育むため、下北半島全5市町村の小中学校・給食センターと連携し、11月13日(月)~17日(金)のいい魚(さかな)週間に【下北半島 海の食育ウィーク:食べて知ろう!学ぼう!わいだぢの海】を開催いたしました。
アゲ魚っ子ボール1,000食分を無償提供し、下北半島の全5市町村で「海の食育」実施!
11月13日(月)~17日(金)を、”いい魚(さかな)週間”の「海の食育ウィーク」として設定。下北半島の小中学校10校において、津軽海峡産の未利用魚「ろうそくホッケ」で作ったフライボール「アゲ魚っ子ボール」を、全校児童に味わってもらいました。学校給食のない下北半島の3地域(大間町・佐井村・風間浦村)には、青森県のスーパーチェーン・㈱マエダと共同開発したお弁当「海のアゲ弁」という形で約330個を提供し、東通村・むつ市(川内・脇野沢地区)には、管轄の給食センターを通して学校給食として約660食分を無償提供しました。昼食時間には、下北半島の海で獲れる魚や、海で起きている問題が楽しく学べるオリジナルの教材動画も視聴してもらい、さらに、海の出前講座を開いて海の学びを深めました。
大間小学校では、海を知り学び「海の子」行動宣言。わいだぢは、海を守る!
大間小学校での「海の食育」は、ウィーク最終日の11月17日。全校児童165名に「海のアゲ弁」を提供するとともに、6年生を対象に、豊かな海を守るために自らアクションを起こす、「海の子」を育むための特別授業を実施しました。特別授業は、地元の海で獲れている魚や特徴、海で起きている問題などを学ぶミニ講座からスタート。その後はグループ対抗の「海の子ウルトラ〇×クイズ」で盛り上がりました。今回の特別授業で、自分たちの暮らしを支える海の変化や多様性、その問題を知り、その海を守りたい!という気持ちになった児童たち。最後は、これからどう行動していくかをグループごとに話し合い、「ごみ拾いする!」、「魚をたくさん食べる!」とボードに書き入れ、力強く行動宣言。その行動宣言ボードを手にして、「わいだぢ(私たち)は海の子になる」と、海の未来をアゲていくための「アゲアゲ」ポーズで誓いを立てました!
参加した児童・生徒の声
■11月13日:奥戸小学校
・2050年には魚よりが多ごみくなるとういことを知り、びっくりしました。
・海水温が1℃あがると魚貝からしたら、10℃あがるのと同じことだと知って驚きました。■11月13日:佐井中学校
・磯やけという水温の上昇などの影響でコンブなどの海藻が生えず、ウニも食べるものがないので、中がスカスカになり、スカスカウニが増えすぎて、さらに海藻を食べつくすという悪循環のあることや、海が酸性になっている理由に地球温暖化の原因ともなっている二酸化炭素があること、空気中に出された二酸化炭素を海が吸収して、海が酸性化すると、貝類やウニ、サンゴなどが殻や骨格を作れなくなってしまうことなどの海の問題が分かりました。■11月15日:東通中学校
・海についての問題が思ったよりも深刻で、海の生態系や私たちの食生活に影響があることを知ることができました。これから地球温暖化について、陸の事だけでなく海の事についても気にかけるようにしようと思いました。■11月16日:風間浦小学校
・二酸化炭素は、珊瑚や貝が作りにくくなることを勉強して初めて知りました。
・弁当のひじきごはんが美味しかったです。帽子があげ魚とゴンベでできているのが面白いし、クイズがたくさんあって、色々な問題があったのが楽しかったです。■11月17日・脇野沢中学校
・大間アゲ魚っ子の活動には、たくさんの魚が使われていることがわかりました。海の近くに住んでいるので、これからもたくさんの魚を食べたいと思ったし、海の環境問題についても調べてみたくなりました。
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大間小学校6年生の海洋環境学習と食育「出動!大間小学校 海洋ごみ調査隊」を開催しました!
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海の町「大間」の子どもたちが、海洋ごみの現状や海の食体験を通して海の問題を知り、海を守るために自らアクションを起こそうという心を育むため、大間小学校と連携し、9月22日(金)に「出動!大間小学校 海洋ごみ調査隊」を開催いたしました。
<海洋環境学習> 海洋ごみの影響を学んだ後、現地でごみ調査。大間崎へ出動!
毎日ごみを拾い続ける、ごみ拾い活動家の三津谷あゆみさんがブルーサンタ姿で大間小学校に登場。6年生の教室で、海洋ごみの8割は陸から川を流れてたどり着くことや、海にはプラスチックごみが一番多いことなどを説明してもらい、児童たちは真剣な表情で話を聞いていました。
その後バスに乗り込み、海岸沿いのごみの状況を車窓で確認しながら、活動場所である大間崎に到着。グループごとにトンガー(トングで拾う人)、フクラー(分別して袋に入れる人)、キロッカー(種類別に数を記録する人)に分かれ、海の近くにはどんなごみが落ちているのかを調査しながら、楽しくごみ拾いをしました。20分間で、使い捨てられたマスクや軍手などの小さなものから、発泡スチロールの箱や自転車の部品などの大きな海洋ごみまで、たくさん集まりました。
その結果をグループごとにまとめ、未来の大間崎からごみを無くするためにどうしたいかを発表。海“海を守りたい”という想いがみんなの心にしっかりと芽生えたようでした。<海の食育>「アゲ魚っ子のおにぎり弁当」で海の美味しさをかみしめた調査隊員たち!
海洋ごみ調査隊の活動後は、浜辺に腰かけて「アゲ魚っ子のおにぎり弁当」のお昼ごはん。ごはんに挟んでいるのは、”津軽海峡産のろうそくホッケ”を小骨や皮ごとミンチにし、衣でカリッと揚げたホッケカツです!食べてもらう前に、”津軽海峡産のろうそくホッケ”は脂が少なく身が細いため、地元の漁業で活用されていない”人気のない魚”であることをお話ししました。また、イカリングやエビフライ、タコ焼きなど、海の幸満点のおかずをセット。普段魚をあまり食べないという子も、しっかり完食できました!
今回の活動で、自分たちが暮らす海や環境に悪影響を及ぼす海洋ごみがあることを知り、その海で獲れている魚のおいしさを知って、海を大切にしたい!という気持ちがますます強くなったようです!
参加した小学校6年生の声
・このイベントを通して、改めてポイ捨てをしない、見かけたら注意しよう!という気持ちが強まりました。今、私にできることは買い物にいくときエコバッグを持ち歩くことと、水筒を持ち歩くこと。それ以外にも私にできることがあればやろうと思いました。
・岩の隙間や、かげなどを見るとすごくたくさんごみがあることが分かりました。まだまだごみがあったので時間があればごみ拾い活動をしたいです。
・おそらく、外国から流れて来たであろう瓶もあって、海の状況が大変なのは日本だけじゃないんじゃないかと考えました。家族にはこの活動で見つけたごみの種類について話したいです。
・お弁当のイカリングや、おにぎりの魚っ子がおいしかった。骨をとるのが面倒で魚を毛嫌いしていたけど、こういう魚弁当なら毎日でも食べたい。
先生の声
・講師の三津谷さん自身が毎日ごみを拾っている方なので、とても説得力があり、子ども達の心に届いたと思います。最後に目の前の海で漁獲された魚で作ったおにぎり弁当を食べ、海の有り難さも実感できたと思います。このような機会を与えていただきありがとうございました。
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海を知って釣って食らって遊んで、海の子になった~!【津軽海峡 海の子アカデミー】【函館遠征交流】を開催しました!
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8月1日(火)から2日(水)の2日間、夏休み期間中の小学5・6年生を対象とした海の体験ツアー「津軽海峡 海の子アカデミー」を開催。さらに、8月5日(土)には”おまけ”企画として「函館遠征交流」を開催しました。昨年に引き続き2回目の開催となる今年は、大間町の小学生だけでなく、函館市、北斗市からの参加者もあり、大間と函館・北斗市でプログラムを実施して、津軽海峡をはさんだ海の子同士の交流が生まれました。
<海の子アカデミー1日目>海の恵みをいただく楽しさとありがたさを体験
今年は、津軽海峡をはさんだ北海道側からの児童たちを、大間の児童たちが、岸壁で大漁旗を振ってお出迎えしてアカデミーがスタートしました。まずは、津軽海峡の特徴や生息している多様な生き物、海の変化などについて学び、昼食には、小学生対象で実施された「大間アゲ魚っ子ランチメニューコンテスト」で入賞した「アゲ魚っ子かつ丼」をいただきました。
午後は船釣りを体験しました。津軽海峡の潮の流れが早かったので沖には行かずに、漁港内に停泊して竿を下ろしましたがなかなか釣れなかったため、港に戻って岸壁釣りも体験。大きなフグを釣り上げた児童は感激していました。なかなか釣れない子も、あきらめずに何度もトライ。釣りを一番楽しみにしてきたという子も多く、「時間があればもっとやりたい」と楽しんでいました。
続いては、魚をさばく体験を実施。ろうそくホッケのさばき方を丁寧に指導してもらい、1人1匹ずつさばきました。初めてながら躊躇なくきれいにさばく子がいる一方で、しっかり魚を押さえられずに苦戦する子もいましたが、参加者全員がホッケの3枚おろしに成功しました。そのホッケを、一昨年、料理家の栗原心平氏が考案した「アゲ魚っ子カツカレー」にしていただきました。差し入れでいただいた、さばきたてのタイとイカのお刺身もメニューに加わり、海の町だからこその新鮮で美味しいものが食べられる幸せを実感しました。
<海の子アカデミー2日目>磯観察、マイ水族館づくり!楽しかった思い出を歌にして熱唱!
本州最北端の地として大勢の観光客が訪れる大間崎。児童たちにとっては近くてちょっと遠い、目の前の海で磯観察をしました。箱メガネを使って水中をじっくり観察し、様々な生物やきれいな貝殻をたくさん発見。1人ひとり、自分で採取した小魚や貝、海藻をケースにいれてマイ水族館を作りました。ヒトデや大きな貝を入れた子、小さな魚をたくさん泳がせた子、「竜宮城のイメージ」と言って石を組み合わせて入れた子など、世界に1つだけの水族館を作りじっくり観察しました。その後は、もとの海に魚たちをリリースして、海や生き物の命を大切にすることも学びました。
最後に、2日間のプログラムで感じた海に関する色々な気づきや想いを言葉にし、歌詞づくり。昨年、歌に仕上げた海の子ソングの2023バージョンを作り、振り付けも考えて、みんなで熱唱しました。
この2日間の体験で、海と心がぐっと近づいた児童たち。豊かな海を守る「♪わいだぢ(私たち)海のヒーロー」の決意を歌った14人に、青森ヒバのウチワでできた修了証書が手渡されました。海を豊かにする養分を蓄えた森のすがすがしい青森ヒバの香りとともに、函館と北斗の海の子たちが帰りのフェリーに乗船。「へばのー!」「バイバーーイ!」と、フェリーが小さく見えなくなるまで、大間の児童たちの大漁旗によるお見送りが続きました。
<おまけの函館遠征交流>大間にはない砂浜で海を味わう。ゲリラライブで心を一つに!
8月5日は、大間から津軽海峡の向こう側に遠征。漁港はあっても海水浴場のない大間の子どもたちに、海の楽しさを知ってほしいという想いのもと、函館市や北斗市を中心に海に関わる活動をしているみなさんが、フェリーターミナルから歩いて行ける七重浜海水浴場(北斗市)へ招待してくれました。
昨年、アカデミーに参加した海の子たち(現・中1)も、後輩の面倒をみながら一緒に函館へ遠征しました。まずは函館朝市内に昨年誕生した「地ブリショップ」へ移動。海洋環境の変化により全国2位の水揚げ量を誇る「ブリ」を活用した取組みなどを学び、函館の海の子が待つ七重浜海水浴場へ。
地ブリショップで手に入れた「ブリたれカツバーガー」をほおばった後、おさかな専門シンガーソングライターの齊藤いゆさんと海辺でゲリラライブを実施。潮風の中、いゆさんのギターに合わせて海の子ソング2023バージョンを歌って踊って、PV動画も撮影しました。その後はインストラクターの指導のもとSUPに挑戦したほか、スイカ割りでも盛り上がりました。くたくたになるまで砂のビーチを味わい、津軽海峡でつながった友達と”海で遊ぶ楽しさ”を心に刻んだ海の子たち。”大好きな海を守りたい”という想いが一つになりました。
参加した子ども・保護者からの声
■アカデミー参加者の声
・去年とまた違うプログラムで、海のことがより分かった。函館の子たちに大間のこと、海のことを知ってもらえてうれしい。(大間・昨年に引き続き参加)
・磯遊びが面白かった。石の下に、色々な生物いることが分かった。またやりたい。(大間)
・海と心が近くなったと思いました!!!海を見たら、バシャバシャしたいと思うようになりました。(北海道)
・大間でマグロよりも昆布の方が多く採れているということに驚いた。(北海道)
・海のごみを減らしたいと思った。これからも海に関わりたい。(北海道)■函館遠征交流参加者の声
・函館の海も環境の変化が凄いことが分かった。ブリたれカツバーガー、最高!(大間)
・SUPが楽しかった。大間のみんなと再会できて嬉しかった。(北海道)■保護者の方の声
・近いのに行く機会が無かった大間との交流企画は素晴らしい。ものすごく楽しかったようで、来年も海の子OGとしてぜひ参加させたい。(北海道)ご協力くださった方々
■講師の方々
・事前学習:下北地方水産事務所・技師 加藤心さん
・船釣り:釣り船「青龍丸」マスター荒谷潤治さん、第二十八光明丸 藤枝亮一さん
・磯観察:むつ市海と森ふれあい体験館・インストラクター 大崎祐暢さん
ほかNPO法人シェルフォレスト川内のみなさん
・魚さばき体験:奥戸漁業協同組合女性部 部長・新井田若子さん、萬谷津奈子さん
・歌づくり:サコダデザイン㈱ 迫田司さん
・SUP体験:Sea equality 佐々木大生さん、Atuy Sports Promotion 上野英孝さん
・ゲリラライブ:おさかな専門シンガーソングライター 齊藤いゆさん■協力団体
大間町、大間町教育委員会、大間漁業協同組合、下北地方水産事務所、 (一社)Blue Commons Japan、Sea equality、Atuy Sports Promotion、Local Revolution
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